2002/09/13
行ってきました、イオンカップ。今日は朝から曇り空でどんよりとしたお天気でした。今回でイオンカップは3回目の生観戦です。いつも初日はお客さんが少なくて盛り上がらないんだけれど、今年もやはり人少なかったなー。平日だから仕方ないね。予選の日は全席自由席のため、よい席で見るには早くから並ばなければならないのです。写真撮ろうなんて思わなければ、別に後ろの方でも全然構わないんだけどね。
左は今回見られるのをとっても楽しみにしていた我らがレフスキー(ブルガリア)のシモナ・ペイチェバ。前の週に行われたベルリンワールドカップではチャシナに次いで2位に入り、もしかしたら今回はクラブ対抗でディナモに勝てるかもしれない、と出場メンバーを見てちょっと期待していたんだよね。最初のフープは大変素晴らしい出来でした。会場からも感嘆の声が上がっていたと思う(勘違いだったらごめんよ)。でもね、他の上位の選手と比べてあまり良い点数が出なくてがっかりだった(フープ:26.466, ロープ:26.550)。この日のペイチェバはディナモのジューコバ(フープ:26.366, ロープ:26.600)と同じくらいの評価だったのにはちょっと納得いかないんだけれど…どうよ? たまにはブルガリアファンにもいい思いをさせてくれてもいいじゃないかー、と思わず嘆いてしまうのだった。
会場を沸せたデルギナスクール(ウクライナ)のアンナ・ベソーノバのフープ(右)。白鳥の湖の音楽に乗せて力強く優雅な演技でした。新ルールになってからテンポの速いテクノ調の音楽がよく使われる傾向にあると思うが、こういう古典的な選曲に逆に新鮮さを感じました。ここ数年あまりイメージの変わらない同僚のエロフェーバと比較すると、ベソーノバにはまだこれからも変化するんじゃないかという期待を抱かせてくれる。
個人的にこの日はあまり印象に残らなかったガズプロム(ロシア)のイリーナ・チャシナ。さすがに高い点数が出ていました。写真はフープの演技です。チャシナ以上に記憶に残っていないアリーナ・カバエバはちょっと精細を欠いていたように思う。彼女に関しては、最初はけっこう失敗したりするけれど、最終日にきっちり仕上げて来るという印象があるのでこんなものなのかな、残り2日にどう変わっていくかが注目されます。にしても、悪いなりに自分がカバエバだというアピール性を持っていることは確かなのだが、存在感は今ひとつ。お客さんの盛り上がりももうひとつ…という印象を受けた。しかしジャッジは復活の御祝儀なのかなんなのか知らないけれど、高得点を出していた。この日のカバエバは全選手の中でもトップの成績。イオンカップで優勝させて女王復活を印象づけようという何か強力なバックアップでもあるのだろうか?と余計な勘繰りをしてしまうのだった。
点数のことなんか気にしないでみるぜ、って思ってたのになぁ。そう意識するってことはやっぱり気にしていることになるのかもしれないね…。
今回、レフスキーの他にリトミカ(カナダ)を応援しようと思っていました。このクラブに関する予備知識はあまりなかったものの、昔からカナダの新体操は好みだった(古くはロリー・ファン、フゼシー、ギモティア、スタートン、リビングストン他)のでとても楽しみにしていた。その期待に違わず、出場した3人ともとてもよい演技をする選手達でいっぺんでファンになりました。特にアレクサンドラ・オーランド選手の映画「レッドバイオリン」の音楽を使ったボールの演技はとても素晴らしくて感動したよ(右の写真はそのオーランドのクラブ)。この映画とその音楽も好きだったのもあるけれど、動き方などを見ていてただ淡々と技をこなしているのではなく、心を込めて演じているのがよく伝わってきたから。ジーンと来てしまいました。しかし残念ながらリトミカは第2ラウンドに進むことができませんでした。もっと演技を見てみたいなと思っただけに非常に残念。
